2024年8月19日 漢字について その1

仕事の都合で新幹線に乗る機会が増えてきました。
大阪方面に行く場合は「のぞみ」「ひかり」「こだま」、
東北に行く場合は「はやぶさ」「はやて」「やまびこ」、
気が付いたら、新幹線の名前はほぼひらがな表示になっています。

新幹線「のぞみ」が名付けされた経緯とその思いについて調べてみました。
もともとJR東海では「きぼう(希望)」という名前をつける予定だったようです。
大和言葉で命名されてきた流れがあったため、
「希望」を大和言葉にした「のぞみ」という名前が付けられたのです。

昔、愛読した松本清張さんの小説の中には、
しばしば列車時刻表を駆使した物語がありました。
その列車名が「銀河」「明星」「月光」で東京しか知らない私の心をくすぐられました。
自分でも大阪行き「銀河」を勝手に仕立てて、
小説の主人公と一緒に行動する場面を妄想させていました。

時代の流れで「漢字」そのものも変化しています。