2024年7月30日 野草の名前

先日、自然をテーマにした山と自然博物館に寄りました。
明治から昭和までの登山道具や昆虫の標本、野草の写真などが展示されています。
自然が豊かな日本は四季があるため、
季節ごとに山、池、道端に違う野草が生えています。
その野草を見るたびに、「疾風に勁草を知る」ということわざを思い出します。

今まで、まったく気にしなかった野草の名前表記について、
それがすべてカタカナ(カタカナ名の下に漢字の名前)が使用されています。
カタカナ表記は漢字やひらがなに比べ視認性が高く、
読みやすいというのが理由の一つだそうです。
特に学術的な文献や図鑑など、カタカナ表記が一般的に使用されています。
身近な野草の名前
アジサイ紫陽花  サザンカ山茶花  タンポポ蒲公英  アカネ茜

その山と自然博物館にある野草写真を見た時、
思わず、「あ~!」と声を出してしまいました。
それは、コンロンソウ崑崙草でした。
北海道から九州にかけて山地の湿った場所や川辺の水湿地に生える多年草だそうです。
私の故郷には標高六千メートルの崑崙山脈があります。
まさか、遠く離れた日本で同じ名前の野草写真を発見するとは思いませんでした。
不思議な嬉しい気持ちで一日過ごしました。