2023年7月9日 続・秋葉原で思うこと

前回も書きましたが、
書き足りないので今回も秋葉原で思ったことについて書こうと思います。

かつて、ものづくり大国と言われた日本は、
今や発展途上国を含む他国のIT技術の進歩、また成長に追い越されようとしています。
グーグルやフェイスブックまたは中国のシートリップのような世界を股にかけて
活躍するグローバルベンチャーが、なかなか出てこないことは事実でもあります。

身の回りで使う日用品の大半が中国製、ベトナム製になって久しい。
それらの製品の中には、日本の技術・サービスのヒントが多く含まれており、
私たちの生活に役立てています。
だが、長きにわたる停滞によりすっかり自信を喪失した若者は少なくありません。
そのような中、自分たちの課題や弱点を変えようと挑戦する人たちは、
日本に閉じこもらずに、世界と接点を持つことで、チャンスの扉が開いてくれます。

秋葉原で見たフィギュアは、端々に宿る職人たちのこだわり、技術力で
世界中にファンの数を増やし、日本に憧れ、それを求め日本へ旅をしに来ます。
魂のこもったものづくりは、まさに「日本」というブランドでしょう。

中国国内の配信サービスで日本のアニメーションをたくさん観られるようになった影響で、
これからフィギュアの需要は右上がりでしょう。
今はまだ中国本土からの観光客が戻ってきていません、
心をキュッとする魔力の本領発揮はこれからです。