2022年12月7日 今年を振りかえって

今年も残すところあと僅かになり、
慌ただしい時期に差し掛かりました。
さて、今年はどんな一年だったでしょうか?

2022年は日本国内では岸田政権の発足、安倍元首相の銃撃事件、
為替は一時に1ドル150円の円安傾向、
ウクライナとロシアの戦争長期化でエネルギー価格が高騰、
さらに、中国はゼロコロナ政策の実施により、行動規制が厳しく、
都市ごとにロックダウンをしたり、
PCR検査の定期実施で市民生活への影響は未だに残ったままです。

工場側の生産原材料の値上げ、コロナによる工員たちの離職後、
人が増やせない中で、日本からのオーダーが入って来ても、
生産能力不足に陥っていた期間もありました。
工場スタッフや現地の友人にチャット動画で聞いたところでは、
封じ込められた期間が辛かったが、
「もう免疫ができた」と笑いながら話しをしている事が印象的でした。

カバン、バッグのような人手が密集な縫製工場はベトナムにシフトしつつも、
中国依存の材料背景や、間接経費高騰による生産ロットの問題などがあり、
しばらく中国生産を脱却できない現状は変わりません。

現在、当社は中国の広州省、福建省を中心しとた工場に力を注いでいます。
工場の品質と生産性を高めるため、
お客様と工場の間、問題意識の距離をどう縮めることができるか
お互いに商品に対する気持ちをどう共有できるかは、
当社の直近課題として問題を解決しなければなりません。

日本サッカーチームはワールドカップ(W杯)初出場から二十四年、
森保監督は「W杯優勝国に勝てたのは自信になる。
追い付けでなく追い越せと考えていけば、未来はかなう」
サムライブルーたちの四試合は、世界を驚かせました。
力を与えてくれて、ありがとう!日本男児!